打楽器って楽しい、ほんとやけん。

皆さんこんにちは。


打楽器って叩くだけで音が出るので、その点ではとても始めやすい楽器です。

これから始めようかな、どうしようかなと考えた時に、家で練習できないからなあ、と考えるのが自然だと思いますが、打楽器の場合、家に楽器があってもなくても始められる(続けられる)かなと思っている、という話です。



他の音楽教室で習うようなピアノやバイオリンなどの通常のレッスンでは、例えば週に一回のレッスンがあったら、レッスンから次のレッスンまでの一週間に先生の出した課題をやってきて、つぎのレッスンで見せる、、、という流れなのはご存じだと思います。

習い事という意味で例えるなら、プールだと、行ってらっしゃーいと家を出てプールにいってからそのときに頑張って何かが身についていく、というものだと思いますが、楽器というのは家で楽器に触れる時間があって「ああでもない、こうでもない。」という時間があって、それを先生に見てもらって「ここはこういう風にやった方が弾きやすいよ」という風になります。

なので、スポーツの習い事とはちょっと違うタイプの習い事かなと思います。

生徒さんは自分の楽器を持っていて、家で練習してきて、それをレッスンでもっとよい弾き方を教わったり、音楽的な内容をよくしてもらったり(もっと歌うように、もっとクレッシェンドをかけて、などですね)します。

というよりもレッスンまでに練習してこないと、先生に怒られるし、家でもお母さんに「練習しなさい」と怒られる、と思います。笑



ですが、打楽器ってその辺が少し様子が違っていて、必ずしも家で練習できなくても、出来るのかなと思っています。

もちろん家で練習してきてもらえた方が、マリンバであっても家でできることをやってきてもらえる方が、こちらは楽なのですが、打楽器ってリトミックや音楽療法ではないけれど、楽器を気持ちよく叩くだけでも心が楽しくなる楽器です。


例えば、マリンバ だったら鍵盤を間違えなえればとりあえず簡単な曲はすぐ弾けるんです。バイオリンのように、音程が取れなくてなんの曲を弾いているか分からない、ということはとりあえずないです。

ドラムでも、スネア とハイハット だけ叩ければとりあえずリズムになります。

バイオリンならキラキラ星を弾くのに3ヶ月かかるところをマリンバなら2週間でできます。

こういうのは、打楽器ならではないでしょうか?


自分の課題ではないけれど、打楽器を、プールの習い事のように来たときだけ頑張るタイプの習い事にできないかなとも思ったり思わなかったり、、。



まだまだ、生徒さんも少ない教室ですが、今後も試行錯誤しながらやっていければと思います。

手軽に始められる楽器でカホンという楽器があるのですが、それについて、また次回の記事で紹介したいと思います。



余談(家で練習させたいお母様、お父様へ)
小さいお子さんはやはり家に楽器があっても、親御さんが練習するように言わないとしないと思います!僕自身は、小さいころゲームが大好きだったのですが、ピアノを1時間弾くとゲームを30分できるというルールだったので、何か練習になっているのかなっていないかは置いておいて、必死にピアノを弾いていました。ゲームをしすぎると目にもよくないですし、そういう意味ではピアノのルールがあってよかったなと思っています。


マーチ音楽教室

打楽器奏者、山口智史のホームレッスンのホームページです。

0コメント

  • 1000 / 1000