工作シリーズその1
打楽器奏者は工作好きな人が多くて、僕もその一人です😂
なんのことかというと、例えば市販されているスティックを自分好みの長さに切ったり、楽譜に書かれている指定の楽器(あるいはバチ)を自分で作ったり、練習台を自分で作ったり、、、
今回は自慢の工作品(笑)の一つを紹介します。
↓
何に使うんでしょう?
正解は手のウォーミングアップです!
真ん中の木の部分はスティックと同じ太さです。
上下にスポンジがついていて、全体をもって握ったり、木の部分だけを持って指で回したりします。
これをやると関節や、指の細かい筋肉がストレッチされて演奏前のウォーミングアップになります。
スティックを使ってのウォーミングアップ方法もあるのですが、これだとスティックの長さがない分、狭いスペースでできる、小さな動きで演奏の合間の休みの間にも使える、そのとき振り回している間に他の奏者にぶつからない、スティックのように飛んでいって人や楽器に当たることがない、というメリットがあります。
わざわざ作らなくてもホームセンターにある何かや、その他のものでも良さそうですが、何より自分で作るという満足感が得られるのが良いです!
そもそも演奏家は昔から自分で楽器を作ったり、レパートリーを増やすために自分の楽器以外の楽器の曲を弾いたり、いろいろと工夫するものです。
カホンはフラメンコギタリストがリズムトレーニングのために作った話や、マリンビストがバッハの無伴奏チェロ組曲をよく弾くのは有名ですね。
音楽家はハングリーじゃないといけません!
他にも工作に関する面白い話や自作品がいろいろあるので、今後少しずつ紹介していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
0コメント